図案

ホントは、図案が一番肝心なとこなんだけど・・・

図案


図案がシッカリできてれば、半分以上終わったようなもんだ。
でも、このブログでは技術的な事をやってくので、図案については それぞれで・・・
染をやってく皆さんは、キッチリ図案描いてネ!

先ずはラフを描いて段々詰めて行って “ひな型” と呼ばれるミニ図案を・・・

図案

左が ひな型      オレは一緒にスタイル画も描いてみるんだ。
今は模様師さんでも スタイル画 描く人居るんじゃねぇかなぁ・・・   (居て欲しい・・・)
できるだけ色もつけて、上がりの様子をイメージするといい。

それから、実物大の本図案へ・・・

図案

図案

  ↑これは着物の出来上がりと同じ原寸大の図案 (上の写真の左側の部分)
    赤い線は、着物の縫い目になる部分 
オレらのやってるのは “仕入れ” といって、万人向けなので大きめのサイズになってるんだ。
(それに対して特定の個人用に作るのを “誂え”)

着物の場合、白生地を仮縫いして それに直接下絵をつけてく模様師さんも居るようなんだけど
オレの師匠の系列は、図案を描いて それを写すという方法でやってるんだ。
オレは馴染んでるというのもあるんだけど、そちらの方がいいと思うんでその方法でやってるんだ。
勿論、着物に限らず 帯 でも タペストリー でも 暖簾 でも・・・

ちなみに上がった着物は↓こんな感じ。

図案

今回は、技術的なものでは無かったけど “こんな事もやってるよ” って感じで・・・     じゃ!



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2007年10月09日 Posted by染師 麗 at 00:00 │図案


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